意気込み

2010年01月28日 13:01

うーん、テンションあがってきたぞー!明日は紅白だ

時はさかのぼり、2010年あけたばかりの一月の深夜ー
私はオークションで落とした荷物をみつめていた。
紅くそびえ立つドレスをみつめていた…。

10分ほど睨み合いが続き、小声でつぶやく…




「どうみても小さい…」



デザインと値段の安さしか頭になかった私は、
サイズを考えておらず、
目の前にある、どうやっても伸び幅がないその布の素材の前に、
がくりと膝を落とした。


普段ならあきらめていただろう。
しかし、初めて飲んだきつめのお酒が、私を強気にさせていた。


最近の私といえば、酔うと


「あきらめたら試合終了だよ!」





が口癖になっていたからだ。






…深夜三時半。






次の日の仕事を考えれば寝ないといけないじかんである。

まず右足をいれる。



左足がはいらなかった。




その時点でどうやっても無理だときづかなかったのは夜の闇のせいか。



下からダメなら上からだ!




私はヤッターマンの要領で上から着てみた。




ウエストの部分が胸でつかえている!



無理じゃない!



俺はやってやるぜ!




引田天功が縄抜けするがごとく、体をくねらせ、
胸を摘んだりのばしたりしながらがんばっていると、
少しずつ下にさがってきた!






あとすこし





あとすこし






しかし、そこで緊急事態が発生した!



い、息ができない…!














ウエストの一番細い部分が胸の上にきたとき、
その延び幅のない布の素材が肺を圧迫していた。





うぉううぉう





のたうち回るも余計苦しい。


上から脱ごうとしても、無理矢理入れた服は、
おっぱいの傾斜から考えると、上に引き上げるのは至難の業!


長いスカート部分がただただ私に覆い被さり、




あら!?きれいないそぎんちゃくのできあがり!





・・・・っていってる場合じゃない!




死ぬかもしれん。



本気で死を感じたのははじめてだった。


圧迫されつづける肺と、迫り来る出社時間。


倒れ込むように右手にもつは、








カミソリ







解体終了




泣いた。色んな意味で泣いた。



泣きながら、オークションで新しいドレスを落札した。


ドレスには




「フリーサイズ」



とだけ書かれていた…





明日まってるよ…。



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