知っているからどうなんだ

2010年08月09日 01:49

先日ふとネットをみていて、

「民族紛争にまきこまれた日本人の体験談」

を読んだ。

民族紛争。なんとなくのイメージしかなく、
大体からしてなんでおこるのかもよくわからずだった。

それを知るには歴史から紐解いていかないといけないらしい。

ルワンダには

1割の少数派「ツチ族」と9割の「フツ族」がおり、
もともとは、民族間結婚とかして仲良く暮らしていたらしい。

しかし、外国人が植民地として国を治めていた時に、
「ツチ族」中心に権力をあたえたことから、
民族間にひずみがでてくる。差別だ。

大体、民族を2つにわけたのも、外国人。
植民地政府に敵意が向かないように、民族を2つにわけ、
いがみ合わせたということだ。

もう、なんなんだ!

ある日、フツ族の大統領がのった飛行機が爆破され、
フツ族の怒りが爆発。大多数のフツ族による、
ツチ族への大虐殺がはじまる。

たった100日間で80万~100万の人が殺される。
しかもナタで。

子供や女は子孫を残すので、
根絶やしにするという意味で徹底的に殺される。
今まで仲良くしてた隣人を殺すのだ。
一緒に遊んでいた友達を殺す。
殺さないと殺されるから。



途中、平和維持軍といった海外の軍隊が導入されるが、

「ルワンダは助けても価値がない」

という事から、自国の人々だけ助けて、ほとんどが撤退。
折角残った人たちも、政府からゴーサインがでないので、
見ていることしか出来ない。助けにきたのに何も出来ないって
すごくつらかっただろう。

完全武装の外国の軍隊が協力していれば、
ナタで100万人も虐殺されずに制圧できたはずなのに。

この悲しい出来事は、結構昔かとおもいきや、
1994年。ちょっと前の事。あまりメディアでも伝えられなかった。
しかし、「ホテル・ルワンダ」という映画が話題になり、
一気に全世界に知られることとなった。

ということでみてみた「ホテル・ルワンダ」

この紛争の時に、ルワンダホテルのマネージャーが
ホテルを難民に差しだして、今までホテルで培ってきた
人脈や知恵で1000人以上の命を救うという、本当にあったお話。

途中、虐殺の映像をとった外国人ジャーナリストが、
それを全世界に発表すると言った時、
そのマネージャーが

「きっとその映像をみた全世界の人達が、ルワンダを救ってくれるはずだ。」

と喜んだ。だが、その外国人ジャーナリストがいった

「助けに来なかったらどうする?きっと全世界の人はこの
映像をみて「かわいそう」といいながらディナーを食べているはずさ。」

アイスキャンディを食べながらみていた私は胸がいたくなった。

別に知らなくてもよかった遠い国のお話かもしれないし
知ってても何もできない。
でもこういったことは、今の日本でも起こり得る事だ。
その時にどういった行動ができるかが、
しっていたのと知らないのでは違うような気がする。


だから私はこれを知るきっかけをつくってくれた、
ネットの方にお礼がいいたい。
日本の原爆についての特集も最近すくなくなったような。
知らない子供たちが増えるのは良くないことのようなきがする。

そして今も世界の沢山の国で民族紛争はおきている。