愛のメモリー~短い日記はかけないのをあきらめた夏~

2012年08月08日 23:16

人間誰しも落ち込む時はあるとです。

何故ならば、

「カメラが海の藻屑となった」


からとです。ヒロシです・・・。

まあでも修理できるやろう、こんちくしょう。
と思っていたのですが、今日の夕方死刑宣告のように

「ボディもレンズも、もう手の施しようがない。ご臨終です。」

と修理もできないとお電話が・・・。

思えばその日の朝、不吉な事がありました。
人はよく


「鼻緒が切れる」

といいますが、先生の場合は


「歯がとれました。」


とはいっても、ブリッジをしていた所の偽の歯なのですが、
その歯は、カラコロと音をたてて、排水溝の中に消えていきました。
ワタクシ、アラウンドフォーティーにして歯抜けです。
そして本日MIDIキーボードもご臨終。
ついてないことはいっぺんにやってくるよ、ヤァヤァヤァ



それにしても愛しのE-PL3.
御年5ヶ月、短い生涯を終えました。
カメラの存在をすっかり忘れていた
私の愛の未熟さが出した結果ですが、
去り行くものは美しくそして儚いのでございます。


そんな中ネットで拾った言葉

『二人の囚人が鉄格子の窓から外を眺めた。
一人は泥を見た。一人は星を見た。』
(フレデリック・ラングブリッジ)



そう、私は意地でも星をみてやる!
ちょっと捕らえ方が違うような気がしないでもないのですが、いいのです。



楽しいことを思い出すために彼女で撮った写真を見返すと、

長崎の「裏町人生」にいった写真がでてきました。


裏町人生とは、長崎の路地裏にある歌声喫茶みたいな飲み屋さんで、
おじいさんがやっている昭和レトロ満載のお店。

なんと2500円で飲み放題、持込可。
マスターが夜な夜な作成しているコスプレあり。
付け出しはお菓子で作った日の丸弁当

1251073_1731083545_13large.jpg



というなんともおかしな店!

一度友達といった時には、帰りのバスまで2時間しかない時間の中、


「コスプレして、昭和歌謡を歌いまくってやる!」

と意気込んでいたのですが、話好きのマスターにつかまってしまい、
2時間マスターのトークショーで終わったのです。

そのトークショーはかなり世の中すべてを斜めからぶった切っており、
こちらの相槌の暇もないぐらいのトークでかなり面白かったんだけど、
やはり周りにある奇妙なコスプレが気になり、
次の月パトラをつれて、リベンジ!


最初客もおらず、二人でコスプレ三昧をして遊びましたが、
このマスターの遊び心満載の手作りコスプレの小道具の数々!





ヘルメットをくり抜いて塗ってなんかつけたやつ
1251073_1731066666_97large.jpg


陽水にもなれます
1251073_1731066620_23large.jpg



一度は憧れの白鳥を頭に・・・

1251073_1731066704_223large.jpg



1251073_1731066886_136large.jpg


おしゃまに撮ったつもりが超ホラー
1251073_1731066744_221large.jpg


そうこうしているうちに、お客様が一人、
そしてまた一人とやってきました。

このおばあさんとおじいさんがもう凄い!

昭和歌謡といっても私もしらないぐらいの時代の曲。

おばあさんにいたっては、観客がうちらしかいないので、
それはもう目配せ、手をふりふりディナーショー状態!

ステージを降りる時は、かならず観客の私達の席に寄り、
かなりのダミーな声で

「ごめんなさいねぇー、こんなのうたっちゃってーあ・り・がと!」

と手をふりながら、美空ひばりを彷彿とさせる
「ありがと!」を言ってのけるのです。

これをおもしろがって私たちが合いの手を入れたりして
みてるものだから、おじいさん、そしておばあさん、おじいさん、
おばあさんがきて連続でおばあさんととめどなく流るる二人のビックショー

そうしたら、あっという間に閉店の時間もせまり、
笑いすぎて疲れてきたので、

「そろそろ私達は・・・・」

というと、ジェントルメンじいさんがいうのです。

「最後に一緒にうたってくれないか?」

と。ええ歌いましょう、歌いましょう、

でおじいさんが選曲した唄は

「ふるさと」


うーさーぎーおーいしーかーのやまーぁぁあ


もう私たち、「由紀さおり姉妹ばり」に美声で歌いましたとも。
歌い終わり「ありがとうございましたー!」で締めようとすると、

「実はもう一曲いれてある。もう一曲だけ。」

もうすでに曲はいれてあり、

「羽生の宿」


もうお気づきかと思いますが、その後も「もう一曲詐欺」は続き、
あーかーいーりんごーにでおなじみの「りんごの唄」、
ねーむれーねーむれーでおなじみの「シューベルトの子守唄」

などノンストップで5曲!

もうさすがにかえりますというと、おばあさんが、

「あんたたち、どっかで歌っているんだろう?ちょっとこれ少しだけど、
いや、悪くおもっちゃやーよ、
こんな事しても悪く思わないでね?少しだけど」

と何回も謝りながら四千円をくれました。
私達は遠慮なく受け取り、一人500円でこのカオスな夜を満喫できたのです。

最後店をでるときに、店のママが

「うれしかったんだと思いますよ。あの人去年旦那さんがお亡くなりになって・・」

よく一人で歌いに来てたとの事。
また長崎にいったら、一緒に歌おうね。


1251073_1731083652_138large.jpg




という事で、素敵な写真の想い出はやっぱり必要!
カメラ買ってやる!んもー残業すりゃいいんでしょ!
残業!

残ったズームレンズだけが妖しい光をたたえていたのであった。

ー完ー

1251073_1731066514_3large.jpg
ほしがりません勝までは!



最新記事